中国「ミニスカ」軍事パレード 脅威論と「平和発展」

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   <テレビウォッチ> オープニングトークでは、きのう(10月1日)建国60年を祝った中国が、記念式典で見せつけた軍事パレードをとり上げる。

   小倉智昭が「若い女性兵士がたいへん美人が多くて、ミニスカートの軍事パレードというのは……」と始めたので軟らか路線かと思ったら、話は「中国脅威論」に向かった。小倉は、胡錦濤主席が10分間ほどの演説で8回「平和」という言葉を使い、「平和発展」を訴えたと紹介、そのことと、アメリカの東海岸まで到達するミサイルなどを並べた壮大な軍事パレードは矛盾しないか、と述べる。

   さらに、中国の軍備費について、表向き6兆2000億円で日本の1.5倍とされるが、実際は開発費も含めると、その2?3倍のお金を掛けているのでは、と小倉は続ける。

   笠井信輔アナも「どの視点における平和なのか」と疑問を口にした。

   小笹芳央(リンクアンドモチベーション社長)は「名実ともに超大国ぶりを見せつけた」とし「民族対立や格差問題など多様性を包み込む上でも派手なイベントをする必要があったのではないか」と、かの国の事情を推測する。

   佐々木秀実(シャンソン歌手)は「映像を見て怖いと思った」と眉をひそめた。

   まもなくGDPで日本を抜いて世界2位になるといわれる中国の視線の先には、もはやアメリカ以外ないのかもしれない。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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