「たどり着けない店」特集 えっ!こんな所に!?

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   <テレビウォッチ>珍しい特集「たどり着けないお店」。大評判なのに、なかなか見つからないのだという。いったいどういうこと?

   ひとつ目は、千葉・柏にある「鳥善」。我孫子駅からバスに乗って「スポーツ広場」下車。ここから歩いて15分というのだが、海附雅美が踏み込んだところは見渡す限り畑、畑……で、なーんにもない。

   あっちで聞き、こっちで聞き、30分もさまよったあげくに、生け垣のなかの農家とおぼしき建物。これがお目当ての店だった。扉を開けると、店内は客がいっぱいだ。古木をふんだんに使った内装???

   聞けば、地元の人でも「初めてきたときは1時間半も探した」「4回迷子になった」とか。トリ、刺身、うなぎ、「何でもおいしい」と評判の味。トリは地養鶏という特製。マグロの仕入れにも年期が入っている。うなぎも国産にこだわる。

   店主の柴崎実は元は東京で飲食店をしていたが、柏に家を買って、5年前に店まで移してしまったのだそうだ。「わかりにくいなんて、全然考えなかった」と。しかし、客は味を求めてやってくる。

   もう1軒は茅ヶ崎。店の名前は「2秒3」。駅前で中山美香が電話をすると、「掲示板を目印に探してください」。そこで掲示板を探すが、茅ヶ崎には掲示板が多い。いったいどれか。またみつけても、ただの掲示板……。

   30分経ったとき、人が集まる掲示板をみつけた。と、その掲示板が引き戸になっていて、中へ人が入っていく。看板もなし。郵便受けに小さく手書きで「2秒3」とあるだけだ。

   扉を開けると、そこがお店。店内は満席だ。この店の売りは、食材だ。客は「見ても楽しいし不思議な感じ」「食べたことがない」「珍しくておししい」という。

   マネージャーの河原大輔は、「ちょっと変わった、そこらじゃ手にはいらないものばかりです」と見せてくれたのが、熊本産のアカナス、ゼブラトマト、はくれい茸……。

   はくれい茸は「山のアワビ」ともいわれるのだそうで、カルパッチョを食べた中山が、「コリコリ弾力があるのに、1回かむととろけちゃう」。エバーグリーントマトは青いのだが、「甘い」。雪豚のロースステーキには、「うーん、やわらかい。あっさり」。食いしん坊の葉山エレーヌの目が丸くなった。

   入り口を掲示板にしたのは策略だという。「茅ヶ崎には掲示板が1番目につくので。隠れ家みたいな店にびっくりして、見つけたときの感動。だれかに教えたくなる」とマネージャー。確かに、客も「ここだぁ」と喜んでいる。

   自分も店を持っているはるな愛は拍手だ。

   加藤浩次は、「もうたどり着かれちゃいますよ」(笑い)

   葉山が「見てたらお腹が空いてきました」と、次が「栗原はるみ」のお料理コーナー。スタジオも「素上げ野菜と豚肉のあんかけ」を味わった。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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