<テレビウォッチ>すっかりビジネスづいた「スッキリ」のコラボ商品開発、第5弾にきまったソニー「プレーステーション・ポータブル(PSP)」のゲームソフト「みんなのスッキリ」は、結局「パイ投げ」に決まった。
「みんなのソフト」は本日10月1日発売。「ホームラン」「やさい切り」「お掃除」など12種類のゲームがはいっていて、どれもスッキリするというのが名前の由来。この番組とは関係がなかったのだが、「スッキリ」の方がこれに食いついたのだった。
ゲームはすでにできているため、これのバリエーションを作ってネット配信するというアイデアだ。で、どのゲームにするか、先週持ち込んで出演者がゲームをやってみた結果、「パイ投げ」となった。
3つのまどに現れる6つの顔をめがけてパイを投げるのだが、その顔を「スッキリ」の木曜日の出演者に置き換える――加藤浩次、テリー伊藤、葉山エレーヌ、本村健太郎、はるな愛、冨田リカのキャラが出てくるというアレンジだ。
ソニー・コンピュータ・エンタテインメントの作業現場へいった担当の藤田大介が、冨田のかわりに自分の顔を入れようと試みて、デザイナーが彼のスケッチをすると、これが傑作。きりっとしたイケメンになったのだったが……。
できあがったキャラのできはなかなか。とくに個性の引き出しが難しい加藤なんかは、口元のあたりで見事に加藤を表現。本人も「似てると思います」。テリーは怒っている顔になってる。本村は「いい雰囲気」。はるなは「もうちょっと顔を小ちゃくしてもらいたい」。で、問題の藤田は結局却下。本来の6人で、ゲームができることになった。
電車、学校などだった3つの窓もスタジオの風景に置き換えられる予定で、目下作業中だという。これらはPSP本体をもっていれば、ゲームが完成し次第、ダウロードできるのだそうだ。
で、そのPSPは今回値下げになり、「みんなのスッキリ」も出るというので、当然のように本日のプレゼントにはいった。かくて「スッキリ」の商業路線はますますスッキリしたのだった。