バリ島午前3時の「警官」訪問 付いていったら殺された

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   <テレビウォッチ>バリ島で起きた日本人女性(33)暴行殺人事件は不可解な点が少なくない。

   長谷川豊アナによると、地元の警察官を装った男が「あなたの友人が麻薬で捕まっているので、あなたも来てください」と、ホテルに宿泊中の女性を誘い出したらしい。午前3時ごろのことである。

   小倉智昭が「何語で接触してきたのか? 英語だったのかも」と呟く。これもナゾの1つだ。長谷川の説明では、女性を手にかけた後、犯人の男はホテルに戻り、女性の荷物を持ち出している。犯行は大胆そのもの。しかも男は、この女性を襲う前に、友人の女性(30)にも乱暴しようとしたといわれる。友人の方は、辛くも難を逃れたようだ。

   福田和也はホテルの対応を問題視する。「セキュリティはどうなっていたのか。(犯人とホテルは)結託している可能性もある」(福田)。疑われてもやむを得ない面もある。福田はまた、女性が真夜中について行ったことに首をかしげて、「翌日、総領事館が開くまで待って電話してから行ってもよかった。正規の警察官なら待ってくれるはず」と話す。ただ、これについては、番組が成田空港で取材したバリ島旅行予定の女性客が「私も行くと思う。警察官だったら、それに応えないと私が捕まるかもしれないし」と述べていた。『警察のチカラ』は侮れないのだ。男はまだ捕まっていない。

   小倉が「日本人って、ことばの問題とか結構あるから」と言って次のコーナーに移った。最後まで、男が何語を使ったか気になっていたようだ。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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