「亀井・福島はしゃぎ過ぎ」? 「小沢のにらみ」と首脳会議

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   <テレビウォッチ>「エッ そんな会合あったの?」。民主党議員の皆が驚いたという9月28日夕開かれたある会合を取り上げた。

   『政府連立与党首脳会議』。出席者は鳩山首相、亀井金融・郵政担当相、福島消費者担当相の3党首に、小沢幹事長、近藤政審副会長(社民)、下地国対委員長(国民新)の3党幹部、それに菅国家戦略局担当相と平野官房長官という顔ぶれ。

   当初は3党の幹事長が出席する予定だったが、社民と国民新両党の幹事長が間に合わず出席できなかったという。この会合の趣旨について鳩山首相は会見で次のように述べた。

   「(連立与党に立ちふさがる難問について)党側にいっさいお伝えしなくて良いのかという思いがありまして。急きょ、これはお伝えしたほうが良いなと……」

   もっともテレ朝コメンテーターの三反園訓はこのコメントを額面通り受け取らず、次のような解説を。

   「小沢さんのために作った会合です。亀井さん、福島さんを抑えられるのは小沢さんしかいない。小沢さんに睨みをきかせてもらおうという思惑があった。小沢さんにしても政策で影響力を行使できるわけですから、お互いに思惑が一致したのでは……」

   難問といえば、亀井担当相が最近主張している中小企業向けのモラトリアム法案が浮かぶが。ただ、鳩山首相がこの日の会見で「モラトリアムというところまで3党合意しているわけではない」とクギを刺している。

   わずか30分間の会合で、小沢幹事長からは外交デビューした鳩山首相にねぎらいの言葉があった程度で、睨みをきかすような場面もなく、周りが右往左往しただけだったようだ。

文   モンブラン
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