<テレビウォッチ>阿部祐二がハリウッドで嬉しそうに「エミー賞の取材に来ましたぁ」という。授賞式は確か9月20日。しかし、話はマイケル・ジャクソンばかりだ。
「オークションの私物を極秘で、スッキリに」というので、どういうことかと思ったら、オークションを主催する「ジュリアンズ・オークション」に押しかけて、モノを見せてもらっていた。
阿部は、会社の社長にじかに英語でインタビュー。「4月のオークションが中止になったのはなぜ?」「マイケルの気が変わったんだ」「なぜ変わった?」
「マイケル・ジャクソンだから」(笑い)といった調子。なかなかの英語だ。
今回の出展品は、前のは別で、親族や友人から提供されたもので、マイケルの遺志をついで売り上げは全額寄付するのだそうだ。11月21日にNYのタイムズスクエア・ハードロックカフェで行われる。
さて、肝心のモノだ。まずは、1983年のモータウン25周年のライブで使った手袋。初めてムーンウォークをやったときだ。クリスタルで覆われたデザインで、汗や化 粧の跡がある。落札推定5000万円。
手にした阿部、「シミがついているな」「マイケルのDNAだよ」。臭いをかいで「すえた臭いがする」
次が、87年の「バッド」のツアーで着た黒ジャケット。サイン入りで、推定4万ドル。社長が「着てみるか」というので、阿部が着込んじゃった。
さらに、マイケルが描いたというミッキーマウスのイラスト(サイン入り)、約200万円、また子どものころ描いたというチャップリンのイラスト。約 500万円。
そして最後、95年のMTVミュージックアワードでかぶったシルクハット。化粧の跡がのこっていて、かいだ阿部は「いい匂い」。これには、マイケルの前妻リサ・マリー・プレスリーの証明書がついている。予想は100万円。
これも阿部はかぶっちゃった。スタジオは大騒ぎだ。
三船美佳が、「あれ、着ちゃっていいんですかぁ?」
「ざっくばらんすぎましたね」と阿部。
テリー伊藤も、「帽子かぶっちゃまずいんじゃないの?」
加藤浩次が、「素手で触っちゃってるし」
テリー「普通は白い手袋しますよ」
これらのカタログは10月に発売になり、オークション直前の11月8日―13日、東京で展示会をやるのだそうだ。
三船はなおも、「マイケルじゃなくて阿部さんの……」
加藤も「阿部スメルになってる」(笑い)
阿部も頭に手をやって、「12時間くらい飛行機に乗っていたので、かなり臭いが……」(ギャー)
どうなることやら。