自民党の総裁選 結果は「やっぱり」なのか

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   <テレビウォッチ>今日(9月28日)午後、自民党の24代総裁が選出される。が、西村康稔、河野太郎、谷垣禎一と改めて候補者を並べてみても、やはり地味で小粒な感じは否めない。

   番組が調べたところ、NHKはじめ各局のニュースが、自民党総裁選挙に割いた時間は民主党関連のほぼ10分の1だという。「総裁選の期間が、鳩山首相訪米と重なったことも、自民党には不運」(笠井信輔アナ)と話すが、それだけではあるまい。

   FNN世論調査によると3候補の支持率は、西村=5.4%、河野=40.8%、谷垣=31.6%とのこと。「ハッキリ言う河野さんの支持がテレビでは高い」(笠井)ようだ。笠井が、政治ジャーナリスト角谷浩一の分析を報告する。

   西村=知名度がネック。町村派安倍晋三元首相のコピー的存在と見られている

   河野=急激な変化が求められておらず、短期決戦ではきつい

   谷垣=知名度、安定感で優勢

   「谷垣さん優勢の見方はどのマスコミもいっしょ」と笠井が説明すると、小倉智昭が「国会議員票(199票)を上回る党員の300票がどこへ行くのか」と口を挟んで、コメンテーターの高瀬淳一(名古屋外国語大学教授)に振る。

   「自民党を変えてもらいたいという気持はあるんでしょうけど、果たして本当に河野太郎さんに行くのかなという点に興味がありますね」が高瀬のコメント。

   盛り上がらない総裁選は、『自民党の秋』を強く印象づけた。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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