酒井法子のお色直し 彼女が仕掛けた「勝負」とは

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   <テレビウォッチ> まるで自ら演出した『ショウ』を見せられたような酒井法子被告の『保釈・謝罪会見』。その一方で、「もう許してあげたら」という意見も……。

   キャスターの赤江珠緒の「受け止め方はさまざまのようですが……」に、矢幡洋臨床心理士が次のように分析した。

   まずその1、東京湾岸署の正面玄関から出てきた時にチラッと見せた笑みとは??

   「あれは女優、酒井法子被告が見せた『勝負の笑顔』と思います。全く堂々と真っすぐ歩いていた。最初位からこの場を女優としてきちっと演じて見せるという強い意志を持って登場している、と考えていい。彼女としては充実した勝負の瞬間だったのではないか」

   その2、衣装。東京湾岸署を出てきた時と会見場では、同じ黒でもちょっと違う衣装にお色直し。

   「保釈直後は、謝罪の場にふさわしい黒の中に少し白を入れ、女優らしさ、女らしさを感じさせるイメージを図った。隠蔽工作があったり、したたかな強い女のイメージが作られたのをイメージチェンジする戦略だったのでは……。

   会見の方は、完全に謝罪するためにつくられた場。黒一色の衣装で、その場に応じてどう演出するかを考えたのがあのお色直しだったと思う」

   その3、やはり保釈直後の薄化粧と会見の時は暗いメイクで変化が見られた。

   「『場』において自分をどう目せれば1番アピールできるか。したたかな計算に基づいてメイクを変更したのだと思う」

   その4、涙。

   「最初、酒井被告が所属していたプロダクションの元社長さんが、過去の苦労ばなしやお子さんの話をしても彼女は涙を見せなかった。しかし、契約破棄の話になった時、初めて涙を見せた。

   反省の気持がないとは断言できないが、むしろ自分の芸能人としてのキャリア、今後の展開に気持ちが揺れたのではないか……」

   したたかな女のイメージを打ち消すための演出が、かえってしたたかさを浮き彫りにしたような謝罪だった。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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