<テレビウォッチ>番組恒例のオープニングトークを取りやめて東京湾岸署から出る酒井法子被告の姿を映す異例のスタート。その後、彼女の謝罪会見の模様を完全ノーカットで流し、それをスタジオ陣がどう受け止めたかを述べる展開で進む。
小倉智昭が「ノリピーファンは、よかった、きれいだったし、かわいかったと思った人もいるでしょう。一方、酒井被告として冷静に見ている人は、何であんなふうにきちっとメーキャップしてきれいな洋服に着替えて会見に臨むのか、そこには謝罪の気持ちはないのかと厳しく言う人もいたと思う」と切り出す。
小笹芳央(リンクアンドモチベーション社長)は「まるで映画の1シーンでも見ているような不思議な感覚を覚えた。1つのイベントとして見たときの完成度は高い」とショー的要素を読み取る。
佐々木秀実(シャンソン歌手)は「一社会人として謝罪するのであれば世の中全体に迷惑をかけたということで謝罪してほしかった」と注文。
再び小倉が「あ、やっぱり商品なんだな、彼女も周辺も女優としての復帰を考えているんだなと思った」と口を挟む。
湾岸署前で張っていた大村正樹(リポーター)は「出てきたときのわずかな笑みが脳裏に焼きついて、何で笑えるんだろうと思った」という感想。
前田忠明(芸能デスク)は、質疑応答のなかったのが不満らしく不機嫌な面持ちで「同情はしたけど心に響くものは何1つなかった」とした。
小倉が「これで一件落着とはいかないとは思うが、一旦区切りになったのでは」と言って締めくくった。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト