<テレビウォッチ>連日、東京湾岸署前に陣取る200人規模の報道陣。「えらい騒ぎ」(みのもんた)で、酒井法子被告の保釈をいまかいまかと待ち構えるが、待ちぼうけが続いている。みの曰く、「ワー、誰か出てきた(と色めき立ったら)、署長だった」なんて一幕もあったらしい。
酒井は昨日(9月15日)、保釈金500万円のうち、半分の250万を納めたという。これは異例の出来事だそうで、さて彼女はいったいなにを考えているのでしょうか。
「出ちゃマズイ理由があるとか、あとはお金を集める努力をしてるんだと世間に示す意味があるのかもしれない」とは保証金制度に詳しい落合洋司弁護士のコメント。
「夫の保釈のタイミングをはかっているのでは」との見方もあるほか、東京中日スポーツの見解も有力視されているようだ。本日鳩山内閣が誕生する予定だが、酒井はその大きな鳩の陰に隠れて、自分を目立たなくする狙いではないか――。
「どうですかね。スポーツ紙が今回の組閣を大々的に取り上げるか。たぶんこっち(酒井)がトップじゃないですか」と川戸恵子・日本選挙学会理事は首を傾げる。一方、もう1人のコメンテイター、与良正男・毎日新聞論説委員は「ボクはそういうことかと思いました。極力目立ちたくないんだろうなと」と勘ぐっている。
かりに、鳩山内閣×酒井保釈の夢の対決が実現した場合、明日のスポーツ紙一面もさることながら、朝ズバッ!の取り扱いにも注目したいところだ。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト