<テレビウォッチ>覚せい剤取締法違反(所持、使用)罪で起訴され勾留中の酒井法子被告(38)。
「外に出るのが怖い」と話していたのが一転、「外に出たら皆さんに謝りたい」と保釈請求し、昨日9月14日認められた。
昨日は逮捕から38日目。保釈保証金は500万円だったが、それが納められず実際の保釈は先延ばしになった。
番組では、保釈が適切な判断だったのかコメンテーターの間で強い疑問も……
まず、小木逸平アナが「500万円の保証金は高いのですか安いのですか?」と。
元東京地検検事の大澤孝征弁護士は次のように……
「逃げ隠れすると没収されるので、その人にとっておしいな、というぐらいの金額でないと具合が悪い。普通の人でもそれが200万円から300万円。彼女の収入や資産から見て、印象としては500万円は安すぎると思う」
保釈中は、決められた住居で暮らし旅行も制限されるが、キャスターの赤江は「今回夫の高相祐一被告は、保釈が認められていませんが、もし認められたら酒井被告と一緒に住めるのですか?」。
大澤弁護士は「2人の供述が肝心なので、口裏を合わせられないよう一緒に住むことはないと思う」と。
そこで、作家の若一光司が次のような疑問を。「何故、検察は準抗告をしなかったんですかね? 腑に落ちないんですが」。
待ってましたとばかり大澤弁護士が「私も腑に落ちない。(覚せい剤の)使用について、反応がでないように逃げ回っていたと供述し、それが成功して実際に尿検査で反応が出なかった。証拠隠滅のおそれが顕著なのに、準抗告しないのは納得いかない」と強い口調で古巣の東京地検に抗議(??)した。
東京地検で麻薬係も担当していたという大澤弁護士。覚せい剤撲滅への一貫した意思が伝わってくる。