<テレビウォッチ>保釈の決定した酒井法子被告が拘置中の東京湾岸署からなかなか出てこない。湾岸署前から報告する大村正樹リポーターも「保釈が決まってからどんな心境でいるのでしょうか。通常どおり6時半ごろに起床して保釈に向けて準備をしているのではないでしょうか」と推測するしかない。
保釈金の500万円がちょっと高いと感じるとする前田忠明(芸能デスク)は、その金を用立てるはずの継母が、金融機関が閉まってからの保釈決定ということもあって取り揃えられなかったか、湾岸署前が大騒ぎの中、このまま出ても子どもに会いたいという望みがかなえられないと考えたのではないか、と推理を巡らせる。
きのう(9月14日)番組内で、『酒井被告の逃走』を助けた建設会社会長が継母とともに、保釈金、身元引受人を用意するという情報を述べた前田だったが、会長が否定したと説明しただけ。釈明の一言くらいはほしいところだ。
酒井被告が出たとしてもカーチェイスが起こるに違いないと見る小倉智昭は「きちっと会見を開いて謝罪して、子どもとの生活もあるので、しばらくそっとしておいてくださいと言ったらどうか」と忠告する。
竹田圭吾も「裁判で情状酌量してもらうんなら会見をやって謝った方がいい、と弁護士からもアドバイスがあるだろう」とした上で、「ここからは公判で検証して償いをどうするかということなので、それを追っかけ回すのはどうかと思う」と、クギを刺す。
前田によると、酒井被告の夫は保釈すら認められていないという。夫婦と長男の3人が静かに過ごす日は遠そうだ。