<テレビウォッチ>日本テレビの「人生が変わる 1分間の深イイ話」。島田紳助と羽鳥慎一アナが仕切っている。
今回は、円広志や有吉、髭男爵、狩野英孝ら「一発屋グループ」と、南明奈やチュートリアル、山田親太朗(山田優の弟だね)ら「人気者グループ」に分かれていた。投稿ネタも含めみんなが話を披露し、深くて良い話かどうかを判定する形式だ。
一発屋グループを笑いものする構図だったが、こういうのは如何なものだろうか。彼らも「一発」売れて、その後が心配というけれど、その「一発」までいかない、いけない芸人の方がいっぱいいるのが現状だ。売れるまでの苦労話もあったが、どうだろうか、お笑いのTKOほど苦労した芸人はいないと思うが、そのクラスの「苦労話」は聞けなかった。
紳助は軽妙で、見ていてそれなりに楽しい。しかし、タレントいじりに止まっていて、思いっきり笑える、という程ではない。また見たいとはそんなに思わない。
最後の方は、番組から誕生した「新選組リアン」という男性5人組の宣伝だった。ほかの番組でもよく見かけ、10月中旬にCDデビューするそうだが、すでに耳にタコ状態だ。宣伝やり過ぎだろう。番組も何だか、この宣伝のための前フリのような感じになってしまった。これでは本末転倒だ。
一発も 夢の芸人 数知れず