<テレビウォッチ>ケータイのKDDIがデザインコンセプトiidaの新製品を発表した。14人の若手デザイナーの共作とかで、まあ、機能はいろいろ、デザインもいろいろ。とくに充電器などに面白デザインが並んで、確かに楽しげだ。
携帯電話の新規加入は、2007年から08年にがくっと落ち込んだが、これは07年にNTTなどが進めた「2年契約」のため。それがこの秋には解ける。そこで……というわけだ。むろん、他の携帯会社も動き出している。
で、iidaのロボットというのが、スタジオに登場した。ソフトボールよりふたまわりくらい大きいボール型だ。
加藤浩次が「未来型のロボットということですが?」といぶかしげ。
「いま開発段階なんですが」と中山美香が説明する。これに携帯をかざすと、左右に扉が開いてそこに携帯をセット。すると、ボールが動き出す。
「オーッ」とみな声をあげる。中山が「個人情報によって、動き方が違うんです」というが、それで何ができるかというのがよく分からない。
テリー伊藤が、「何の意味があるの?」と当然の問い。
中山「それは、個人情報が……」。テリーもまずいと思ったか、苦笑い。
冨田リカが「インテリア感覚」
加藤「受信しなくても動く? 充電もできる?」
中山「いえ、充電は別で、ただ電池が切れると、自分で動いて充電しに行く」
加藤「お掃除ロボットに充電したりして……」(笑い)
テリー「起こしてくれたりするの?」
中山「かもしれません、将来は。いまできることは」というのが、これまたわからない。
ロボットを介してテレビにつなぐと、スケジュールが出てきて、つまり何を食べたか、何をしたかなどなど。そうした生活情報データを分析して、行動を提案してくれるのだという。
あきれた。そこまでケータイに左右されてたまるか。しかし、さすがのテリーもそれをいうわけにいかない。まあ、自業自得。