<テレビウォッチ>アメリカの歌手で女優のリンジー・ローハン(23)にまつわるトラブルを取り上げた。今日(9月3日)の番組によると、2億円の宝石盗難「自作自演」説が出ているのだという。
リンジーは、ビバリーヒルズの有名宝石店から高級ジュエリー一式約2億円相当を2か月前から借りたまま返していない。自宅の金庫に保管していたが盗まれたと話しているという。8月末、泥棒3人組がリンジーの自宅に押し入る映像が防犯カメラに残されており、番組もその映像を流す。しかし、この泥棒は「リンジーらによる自作自演ではないか」との疑惑が現地で浮上しているのだそうだ。
デーブ・スペクターの音声解説を交えながら、映像に映った泥棒たちは動きに緊迫感がないと伝え、3人のうち1人は「リンジーに似ているような」と正面からの映像も見せた。ちなみに、似ているかどうかは筆者には判定不能だった。
疑われるのには理由があると、番組はほかのトラブルを報告する。昨2008年のパーティーで他人の毛皮を「どうやら持って帰った」疑惑や、今09年6月、雑誌の撮影用に借りた4000万円相当の宝石が行方不明に、といったことがあるとのこと。また、「盗難被害」後、リンジーが引っ越しをしたことも「間が悪い」と指摘されているそうだ。
そこで笠井信輔は「リンジーは白か黒か」とスタジオ陣にきく。リンジーが「盗難被害」後に宝石店を訪れた映像があったことを受け、小倉智昭は「宝石を売りに行った訳では…」とジョークめかして発言。笠井は「そこまで話を進めないで下さい」「見てたらどうするんですか、見てないけど」と一応止めに入る。前田忠明に至っては、「癖があるのかね」と人差し指を曲げてみせる。笠井は「そういう(リンジーが盗んだという)前提で話すのはやめて下さい」とし、「誤解かもしれないし」と、「かも」を強調してこの話題を結んだ。
番組としては、限りなく「黒」判定をしている印象を受けた。これが国内の女優の話だったらどういう扱いになっていただろうか。案外リンジーが「見て」たりして。