「民主がカネくれるから国民は投票」 自民幹部の「敗因分析」

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   <テレビウォッチ>「(出演していただいて)ありがとうございます」と司会のみのもんたが頭を下げる。自民党の「将」に敗戦の弁を語ってもらうという今日(9月2日)の番組の企画に、衆院選で落選した笹川尭総務会長が太っ腹にも応じたのだった。

   その選挙総括は、なかなかざっくばらんには聞こえた。「大敗の要因はどこだと思います?」とみのに聞かれると、笹川は「1番の基本は、総理が交代したら選挙をやるという原則を外したこと」だとし、「大臣の方々のちょんぼがいくつもあった」「麻生さんのぶれたぶれない」問題を挙げた。

   そして、最終的にトドメをさされたのは民主党のマニフェストだと振り返った。「5兆円を含む大減税(手当)。いま不景気だから、おカネをくれると聞くと、自分たちの足を食ってるとわかってても、やっぱりもらうほうに入れる。これは庶民の考え方からしてしょうがない。民主党にみんな入れるでしょうね」

   鷹揚な自民党の大物は、庶民の愚かさにも一定の理解を示したのであった。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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