<テレビウォッチ>岸本哲也リポーターによると、きのう(8月31日)18時過ぎ保釈されて東京・三田警察署を後にした押尾学被告(31)を、番組を含めたメディアは4時間、追いかけたという。その挙げ句、まかれたらしい。雨風の中、ご苦労なことだ。
小倉智昭は「そうまでして追いかけるのは、3時間、何をしていたのかとか、まだ納得できないところがあるからだと思う」と話す。
ここで言う3時間とは、押尾被告と同じ部屋にいて合成麻薬を飲んだ女性(30)が異常を来してから救急車が呼ばれるまでの時間。結局、女性は変死体で発見される。
番組が取材した女性の両親も、3時間に何があったのか本当のことを知りたいとし、「何で早く救急車を呼んでくれなかったのか聞かせてほしい」と述べる。
酒井法子事件では『空白の6日間』はほぼ明らかになったが、押尾被告の方は、『空白の3時間』がナゾのまま残っている。捜査当局は何を握り、なぜ沈黙しているのか。
竹田圭吾は、押尾被告が女性の死亡に直接的か間接的かはわからないにしても、どれだけ関与しているかを調べる強い意思があって、検察は保釈決定に対して準抗告したのだろう、地裁がなぜ保釈したのか、わからない、と語る。
渡辺満里奈が「押尾被告は女性から(合成麻薬を)もらったと言っているけど、それもわからない。入手経路も含めて真相を解明してほしい」と口にすると、竹田が「マイケル・ジャクソンと同じで不法薬物で亡くなられた場合、その場にいた人しかわからない。押尾被告をもっと追及しないとハッキリするところは出てこない」と述べた。
岸本によれば、保釈金の400万円は一般の麻薬取締法違反に比べて高いそうだ。
小倉が「この先、どうなるんですかね」と結んだ。さらに大物は出てくるのか。