<テレビウォッチ>今日(8月24日)の冒頭、ベルリンの世界陸上最終日の模様を取り上げた。中でも真っ先に触れたのは、尾崎好美(28)の女子マラソン銀メダル獲得だった。
「陸上通」の小倉智昭は、尾崎選手がまだマラソン3回目だということや、身長は低いが股下が長いなどと解説、「大変優秀な成績だった」と持ち上げた。「Qちゃん」高橋尚子の引退や渋井陽子らの故障の中、「救世主」が現れるかと待っていると、「(救世主は)尾崎さんでした」。
小倉はさらに、「女子マラソンは日本のお家芸」という看板を降ろさずに済んだ、とほっとした様子だった。「今後に期待したい」とも話していた。
ほかに、男子やり投げの村上幸史(29)の銅メダル、男子400メートルリレー4位も紹介した。しかし、何といっても今回の世界陸上で記憶に残ったのは、100メートルと200で世界新を出して優勝したボルトだったようで、小倉は、ゲストの海堂尊とピーコとはボルトネタで会話を交わした。
その後は特にこの話題に戻ることは無かった。世界陸上がTBS系の放送だったとは言え、せっかく小倉を擁するこの番組なら、日本勢の活躍をもっと時間を割いて紹介して欲しかった。
文
赤坂和郎