<テレビウォッチ> 突然、指笛を鳴らしながらゴリが黄色いTシャツで乱入、「エイサー」。いわずと知れた映画「南の島のフリムン」のPRだ。ゴリが監督・主演で、 Tシャツには「8.29 Roadshow」と書いてある。
「フリムン」とは、沖縄の言葉で、「愛おしいおバカ」という意味。フリムンの若者役のゴリが、1人の女性をめぐって、米兵役のボビー・オロゴンと対決するというお話。ゴリの長編監督デビュー作だ。
加藤浩次とテリー伊藤が聞いた。
「監督がこれほど頭がとけそうになるとは思わなかった。ライトから衣装から全部話が来る。うるさいと」
加藤「逆にいったら思い通りにできるでしょ」
「だからできあがった映画は子どものようにかわいい」
加藤「ボビーはどう?」
「ボビーは英語ペラペラなんです」
加藤「当たり前でしょう。あ、そうかアフリカだもんね」
「聞いたら、『ペラペラだよ、なめんなよ』と。で、出てもらったが、聞いてた米兵役のアメリカ人が『ホワット?』と(笑い)」
テリー「ひどいヤツだねー」
「彼の発音はダメだというので、教えたりして時間がかかった」
出演者ではほかに、相方の川田広樹、80歳の平良とみ、夏川りみら。DA PUMPのISSAとKENが歌っている歌は、「わたし、ゴリが作詞しました」
加藤「沖縄出身だから……」
「場所かりるときでも、ゴリが作る映画ならいいよと。沖縄の人全員で作ったような映画」「試写会がこわくて、終わったら拍手が起こって、1人2人と立ち上がってスタンディングオベーション。5人しか立たなかったんですが、うちの家族だったんです」(笑い)
映画は8月29日(土)からロードショー。
最後にゴリが「皆さんの人生の90分をください」