<テレビウォッチ> 衆院選もようやく公示となったが、ネット上でははやくも「最後のお願い」が終わった。現在では公示後のブログ等の更新は公職選挙法違反とされるため、公示前日の昨日17日、立候補予定者の『駈け込み更新』が相次いだという。なかには、ブログの女王ばりに何度も書き込んだ候補もいたとか。
「候補者はインターネットを使って、国民にもっといろんな情報を発信したいのに、それを法律で禁止、阻害するような行為はやっちゃいけない。公職選挙法はいまの時代にまったく合ってない」(杉尾秀哉TBS解説・専門記者室長)
「配布できる文書が制限されてる理由のひとつは、お金のかかる選挙にならないようにすること。ネットの書き込みにお金がかかるかといえば、そうではなくなってる」(道あゆみ・弁護士)
こうした意見は何年も前から聞かれるが、相変わらず何も変わらず。選挙の度に同じような話が繰り返されている。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト