酒井法子と夫の愛人「同居」 現代「仲間が全告白」が面白い

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

現代調査で「自民44議席へ激減」

   前文が長くなったが、昨日(8月12日)出た現代合併号で、合併号を出さない朝日以外は、全部出揃った。

   8月3日未明に起きた酒井法子夫妻の覚醒剤事件は、締め切りの関係で、最後に出た現代が、質量ともに充実している。

   6ページを使った「スクープ 酒井法子『クスリ漬け生活』仲間が全告白」が面白い。2人をよく知るクラブ関係者のB氏はこう語っている。

「(中略)ダンナは、六本木や麻布界隈では昔から有名なジャンキーだった。(中略)二人ともガンジャ(大麻)はもちろん、コカイン、LSD……何でもひと通りやってたからね。パクられたって驚かないよ。クラブでののりピーは知人に、『ねえ、チャーリー持ってる?』なんてコカインの隠語を使ってた」

   しかも、夫・高相には愛人がいて、このことはのりピーも黙認状態だった。2人が住むマンションにも頻繁に出入りしていて、のりピーに代わって育児や掃除などをし、一緒に家族旅行までしていた「妻妾同居」生活だというのだ。

   それでも夫婦仲は良かったというのだから不思議だ。これだけ次々にクスリ漬けだったことが暴露されると、尿検査を逃れるために逃走したことも含めて、スポーツニッポン新聞が書いたように、不起訴とはいかないだろう。

   覚醒剤は「再犯率」が高く、更正、社会復帰は困難を極める。のりピーから「シャブピー」になぜなってしまったのか。その背景と、芸能界覚醒剤密売ルートの解明が急務である。

   まだ公示日前なのに、すでにうんざりしている総選挙だが、現代が、今度は全国3万人の有権者に投票先を聞いたという「大調査」をしている。調査といってもネットを使って行われているから、信憑性に若干疑問はつくものの、結果は、民主党は390議席(比例122)、自民党は44議席(比例41)になるというのだ。

   これによると、自民党の与謝野馨財務相も、小泉純一郎・元総理の息子進次郎氏、野田聖子氏、麻生太郎総理までも危ないという。

   鳩山代表の討論会での発言を聞いていると、とてもこの国を任せられるとは思いがたいが、相手が麻生氏でどれだけ助かっていることか。とはいえ、早く選挙が終わって、次へ進まないことには、豪雨と地震で、この国の経済までもが流され沈没しかねない。選挙予測はもういいから、早く投票日が来てほしいものだ。


元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

姉妹サイト