爆笑・田中「生キャラメル高い」 田中義剛ド迫力の反発とは

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   <テレビウォッチ>近頃はタレントを見たらひょっとしたら薬物ユーザーではないかと疑うのが一般的だが、少し前はタレントを見たら政治家志望ではないかと疑ったもの。そんなことを思い出させてくれるのが、「日本生キャラメル党」を結成して、北海道から番組の小さな国会に乗り込んできた田中義剛だ。

都道府県独立させ日本合衆国に

   マニフェストは「各都道府県は独立して日本合衆国を作ります 」というもの。「おみやげ」のコーヒー味の生キャラメル(新発売)をマニフェスト賛成派にだけ配り、さっそく「買収」「公職選挙法違反」と批判を浴びる。それでも、本人はどこ吹く風とばかり、政治家か香具師かといったいかがわしさを漂わせつつ、国と地方の関係の問題点を解説していくのだった。

   橋下大阪府知事が「ぼったくりバー」と呼んで話題になった「直轄事業負担金」。「勝手に道路つくる、ダムをつくって地方に押しつける」「本当に役に立つならよいが、被害者意識を感じるようなものが多い」と田中は熱弁。地方が何かをやろうとしても、いちいち国にお伺いを立て、国の規制を遵守しなければならない。「司法」「立法」「行政」「税源」を大幅に移して、各都道府県をアメリカの州のように独立させようと訴える。

   すると、「日本は平和に」(番組の常套句)なるのだが、北海道はどうなるのか。「サマータイム導入」「農業希望者への土地の無償貸与」「航空運賃の引き下げ」などが可能になるという。

「いま北海道に3泊4日、家族で行ったら、3~40万円かかる。(夏の)観光の時期って、どこもぼったくって、温泉も宿も高いでしょ」

   その瞬間、「生キャラメルもけっこう高いしね」と太田光総理の秘書、田中裕二(爆笑問題)が切り返すと、田中義も間髪入れずに「問題発言しないように!」と田中裕を指差しながらドーカツ。その迫力は、リアル議場でも十分通用しそうに見える。

   「知事になるおつもりは!?」と議長の古市幸子アナに聞かれたときは、「ないない」と笑顔で否定するが、「(話が)来てるでしょ!」とソーリからもうらやましそうに聞かれて、満更でもなさそうであった。ついでにマニフェストもちゃっかり成立させるなど、「やり手」感を存分にアピールしていた。

ボンド柳生

   * 太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中(日本テレビ系)

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