酒井法子に「甘い処分」説 「薬物まん延」は芸能ニュースか

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   <テレビウォッチ>小倉智昭によると、酒井法子容疑者(38)は起訴猶予か、と報じるスポーツ紙が多いという。小倉はこれがお気に召さないようで「起訴猶予になるとか聞いて、えっ? という感じ」と納得できない口ぶり。

   確かに、目に見えて痩せてきていたこと、ハイテンションで異様な行動が目立ったこと、覚せい剤吸引用と思われるストローが42本も自宅マンションから見つかった、などからすると、吸引常習を疑われてもしかたない面がある。

   一方で、起訴猶予の可能性が高いと予測する専門家もいます、と大村正樹リポーターが伝える。その根拠は(1)押収した覚せい剤の所持量が少ない (2)尿検査が陰性だった (3)反省の姿勢がある

   警察もなぜか容疑者に寛容なようで、行方不明になったことを『逃走』ではなく『出てくるタイミングを待っていた』と見なしているらしい。

   しかし、甘い処分が本人のためになるのかどうか。

   竹田圭吾(ニューズウィーク日本版編集長)は「選挙が近く、大事なこともあるのに、なんでこのニュースばかりなんだという声も聞くが、どんどん報道すべきだと思う」と言った上で、「芸能人の逃避行がおもしろいからではなくて、薬物に関しては、外国を見ても1回、社会にまん延すると、後から直すのが大変だ」と指摘。

   さらに「どれだけ薬物がいけないことか、重いことか、きちんと社会に認知してもらうためには、やってはいけないことをやった、自分はこれだけ辛い目にあった、どういう罪の償い方をしなければいけないか、酒井容疑者が、自分のことばでしゃべってほしい。メディアも最終的にそのへんまで報道する必要がある」と注文する。

   相変わらず冷静な意見を述べるコメンテーターであった。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト