イルカの小学生 「だっこ」するとこんな感じ

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   <テレビウォッチ>きょう(8月6日)1番の言葉はこれだ。「ちょっとぬれたナスみたいだった」

   神奈川・逗子の逗子マリーナの一郭、海に突き出した突堤の先端にできた「リビエラ・ドルフィンフルー」。イルカと遊べる親子連れ向きの施設だ。

   4歳のメスのイルカ4頭を、なでたりさすったり、ハグしたりできる。4歳は人間でいうと小学生くらいだそうで、まだ遊び盛り。水をかけあったりもするし、ジャンプなどの芸もする。

   見学者はイルカの生態のレクを受けたあと、救命胴衣をつけて水辺で90分間ふれあいを楽しむ(6300円)。イルカは触られるのが大好きで、垢をとってやると、気持ち良さそうにお腹をみせたりする。

   その飼育係の奮闘ぶりと、参加者の様子をカメラが追ったのだが、びっくりして泣き出す子、子どもより楽しんでいる親たち、イルカと水の掛けっこをしたり。イルカだっこして記念写真を撮った男の子のひと言が、「ぬれたナス」だった。子どもはストレート。大人からは出てこない表現だ。

   テリー伊藤はじめ、スタジオ中が大笑い。そのテリーは、「夏休みのいい思い出になったね」

   「スッキリ」はホントに平和なつくりだ。この日のメニューも、「酒井法子の失踪」「東方神起の訴訟の話」「押尾学の新事実」、小ダネをいくつかはさんで、「イルカ」、「お料理」と続く。選挙のセの字も出なければ、原爆の日も北朝鮮問題(米女性記者釈放)も、「ニュースセンターから」ですましてしまう。むろんコメントもない。

   これは、テリーのカラーなのか日テレの方針なのか。他局には、連日選挙一色なんてところもあるから、「テレビはどこも一緒」なんてウソだ。どっちが視聴率が高いんだろうと、ちょっと気になった。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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