「こういう時期に」原爆症救済 「選挙目当てじゃないかと」

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   <テレビウォッチ>「時間かかりすぎたよ」と司会のみのもんた。広島に原爆が投下されてから64 年。本日8月6日の「原爆の日」前日に、原爆症認定を求めた集団訴訟の原告側と国との基本合意が成立した。

   原告側は裁判で原爆症と認定されなかった人も含めた「全員救済」を求め、国側は難色を示してきた。結局、敗訴した原告については原爆症としないまま、新たに設立する基金を通じて対応することになるという。名なし実ありということなのか、とにかく「政治的決着」により、一応は全員救済の方向となった。

   時間がかかりすぎたあとにバタバタと決まったような展開に、「(解決にむけて前進したことは)いいんだけど、こういう時期にやると、選挙目当てじゃないかと思わせる」とジャーナリストの嶌信彦。

   「そうですね~。冗談じゃないよね、ホントに」とみのは軽い調子で言うと、次のネタ(裁判員裁判)に素早く移っていった。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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