<テレビウォッチ>覚せい剤取締法違反の疑いで8月3日未明に現行犯逮捕された高相祐一容疑者(41)の妻で、女優の酒井法子(38)が10歳の長男とともに行方知れずだという。
4日午後には家族から捜索願が出され、酒井が所属するサンミュージックの相澤正久社長がカメラの前で「何でもいいから話してください。ともかく連絡ください」と本人に呼び掛けた。
酒井親子はいったい何時から行方が分からなくなったのか。番組は、高相容疑者が警察官から職務質問を受けている最中、駆けつけた酒井の姿を目撃した人の証言を入手した。
「職務質問中に(高相容疑者が)『妻を呼んでもいいですか』と言った後、(酒井は)20~30分ぐらいたってやってきた。最初は警察官と夫の間に入って、しっかりした口調で話していた」
「『気が小さくて、デリケートなんで、強く言いすぎないように、お願いします』みたいなことを話していた」
「なんで奥さんを呼ぶかなこの人は、と思いちょっと(奥さんが)かわいそうになった。そのあと奥さんが泣き崩れた」
この時、酒井は長男を連れていなかったというから、夫が現行犯逮捕された後、いったん家に戻り長男を連れて連絡を絶ったらしい。事務所のマネージャーなどが再三、携帯電話にかけても音信不通になったという。
ジャーナリストの鳥越俊太郎は「それにしても、連絡が取れなくなって2日目。(捜索願を)出すのが早いですね。普通だったら1週間ぐらいたってから……よほど危機意識を感じたんでしょうね」と。
その辺の事情を相澤社長は次のように話している。
「僕は彼女が14歳の時から接触があるが、小さい時に大変つらい思いをして育った。だから人一倍家族思いで、周りの人のことを気遣うタイプ。
今回のことも、家族の問題でことは起こったと思い、自分の責任と感じているのではないか。最悪の事態は避けたいと思い捜索願を出した」
目撃者によると高相容疑者は、職務質問中も「ボーとしていましたね」という。まさか「最悪の事態」ということはないだろうし、あってほしくない。頼りない夫に疲れただけなのかも……