全裸女性遺体と押尾容疑者 「単なる芸能人の薬物事件」か

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   <テレビウォッチ> 俳優・歌手の押尾学容疑者(31)が麻薬取締法違反(使用)の疑いで逮捕された。笠井信輔アナが言うように「麻薬と芸能人」に関するニュースはめずらしくない。ところが今回は「ある種、事件性がつけ加わって」(笠井)、騒ぎが大きくなった。

   東京・六本木の高級マンションの1室で、30代女性の全裸死体が発見され、その部屋に押尾が頻繁に出入りしていたといわれる。警察が任意で事情聴取しようとしたところ、顔色が青ざめ、手が震えるなど、薬物摂取の兆候が見られた。そこで尿検査したら陽性反応があり、逮捕につながった――事件の経緯である。

   30代女性の身元はまだ不明とのことだが、押尾と女性の関係がポイントになりそうだ。

   サンケイスポーツの報ずるところでは、押尾は女性が亡くなる直前まで部屋で一緒におり、異変をマネジャーに知らせた後、立ち去ったという。

   番組の取材によると、押尾は、妻の女優、矢田亜希子(30)と長男(1)の住む神奈川・川崎の自宅マンションに1年ほども姿を見せていないらしい。芸能デスクの前田忠明は「事件をきっかけに離婚に発展するのではと思われている」とし、「いちばん不憫なのは矢田亜希子」と述べる。

   押尾は「知人からもらった固形物を飲んだことは間違いないが、違法なものとは知らなかった」と、逮捕容疑については否認しているようだ。

   コメンテーターの竹田圭吾(ニューズウィーク日本版編集長)は「全裸で見つかったということで司法解剖に回ると思う。薬物との関連が死体から出れば、単なる芸能人の薬物事件にとどまらない可能性がある」と語る。スキャンダルはどこまで広がるのか。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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