葉山エレーヌと「宇宙飛行士」 その交信はうまくいった?

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   <テレビウォッチ>今年の夏休みは、親子で参加する体験型ツアーが人気なのだそうだ。菅谷大介アナがそのいくつかを紹介した。

   まずは「青木ヶ原の大自然ツアー」。樹海の散策と普段は入れない洞窟探検をガイドつきでできる。もう1つが滝修行(愛知)。滝に打たれて、親子の絆を深めるという、ともに参加した親子をカメラが追った。

   もうひとつ、宇宙飛行模擬体験ツアー(つくば宇宙センター)が面白い。若田光一が訓練をした施設を使って、オレンジ色の飛行服を着て、親子で訓練を体験する。

   宇宙ステーション「きぼう」の実物大模型を使ったりして、親子で飛行士と地上のオペレーターとに分かれて交信などを疑似体験する。面白いのが、その際の交信の仕方。互いに見えないところで、声だけで、画像などをどう伝えるかだ。ゲームの感覚でもある。

   これをスタジオで試みることになった。「2人の能力が試される」とテリー伊藤。「絶対盛り上がります」と菅谷。

   言葉で生きるアナウンサーの端くれ、葉山エレーヌが伝えるオペレーター役、テリーが飛行士の受ける役で、画像の内容をどれだけ正確に伝えるか。

   背中合わせで、エレーヌが言葉で説明、テリーがボードに絵を描いていくのだが、エレーヌに渡されたのは「自転車」の絵だった。むろん「自転車」といってはいけない。

   エレーヌは「左上にひらがなの『く』を描く」「そこから下に棒を引いて丸を描く」「丸にチーズケーキみたいな切り目を入れて八等分」などと説明して、次の車輪までいったところで、制限時間1分半。

   「むずかしーい」とエレーヌ。しかし、ほぼ自転車ができあがっていた。テリーが「これは自転車でしょう」に、拍手、拍手。判定役で目隠ししていた渡邊美樹も出る幕がない結果だった。

   うーん、これならわざわざ「つくば」まで行かなくても、家でできる。あ、それじゃ親子の絆は深まらないか?

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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