<テレビウォッチ>夏のボーナス(6月)は昨2008年比で約15%減っており、冬も低調な見通し――という日経新聞記事を番組が取り上げたところ、「ボクはね、前から『ボーナスやめなさい』って考えなの」と、みのもんたが言い出した。聞き手の竹内香苗アナのほうは、政治家との対談に駆り出された女性タレントのような態度で、相槌を打つ。
みの曰く、ボーナスは増減があって不安定。下がってしまうと、「年収確保できなくなるじゃない」。それより、ボーナスなしで最初から年収が確定してるほうがいいというのだ。
「年俸制でも、結局ポイント単価を低くするとかで下げられちゃうから、(ボーナス制と)同じなんですよ」と、いつになくリアルな口ぶりで杉尾秀哉TBS解説・専門記者室長が反論する。給料を下げる口実はいろいろあるようだ。
しかし、大物司会者は「あーもう、そういう契約しちゃダメ」と、ひとり強気であった。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト