<テレビウォッチ>高校生プロゴルファーの石川遼が8月2日、ツアー初の完全優勝を成し遂げたとあって、番組では赤い帽子と派手なガッツポーズと涙の会見が、30分間とおかずに繰り返し流れ、司会のみのもんたは「何から何まで爽やかだね」と誉め上げた。
一点、非の打ち所のない石川と違って、みのが「一言」モノ申したかった人たちがあったそうな。それは、石川と優勝を争ったブレンダン・ジョーンズがパットを外したときに、喜んで拍手をした観客。「日本人選手が外国行って、こういう目にあったら、ガクっときますよ」
「それが何回もありましたよ。解説者が指摘してた。これは残念、うーん。2人とも最高のプレーしてるのにね」。杉尾秀哉TBS解説・専門記者室長も、いまにも舌打ちしそうなしかめっ面でコメント。すばらしい好青年のさわやか遼君とマナーを守れないダメ客の対照あざやかな朝であった。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト