高木美保が子供よりわくわく 魔法のじゅうたんと宇宙

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   <テレビウォッチ>日本人で最も長い133日間、宇宙に滞在していた宇宙飛行士の若田光一が7月31日昼(日本時間同日深夜)ケネディ宇宙センターに帰ってくる。

   その若田飛行士が宇宙滞在中に行った数々の『おもしろ宇宙実験』、29日届いた最新の実験映像を含めて番組が特集した。

   さて、宇宙ではこれはどうなるの?

   まず、地球では左右に振れる「振り子」は宇宙では? ヒモにぶら下がった球がぐるぐる回り始めた。

   若田飛行士は「地球の周りを月が回っているのと同じ現象。左右に振れる振り子は重力があるところでしか見られない」と解説する。

   地球では真っすぐ飛ぶ「紙飛行機」は? 宇宙では何度やっても上昇しながら飛んでいく。これも「地球は揚力と重力の釣り合いがとれ真っすぐ飛ぶが、宇宙では無重力なので上昇する」のだという。

   では「魔法のじゅうたん」も夢物語ではないかも……で、じゅうたん状の上に乗ってみると、浮かんだまま前に動き出した。宇宙では夢の話でなかった。

   さらに、地球では相性が悪い「水と油」は宇宙では? 実際に細長い透明の筒に水と油を入れ振ると、宇宙では簡単に混じり合い、相性の良さを。「地球では水と油は比重が違うので分離するが、無重力の宇宙では比重の違いで浮いたり沈んだりしない」とか。

   タレントの高木美保が「大人になってから見たほうがわくわく感が違うのは何なんだろう。気が付かないことがいっぱいの子供の時より、分かりながら見ているからかしら?」と感動のコメントを。

   最後に若田飛行士が「皆さんの夢を乗せた花の命がここにあります。地球にもって帰りますので、大切に育ててください」とあいさつ。

   この花の命は、日本各地から集められたさくらやスミレのタネ。無重力の長旅を経たこれらのタネが日本でどんな花を咲かすのか、「楽しみですね~」(笠井アナ)と。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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