<テレビウォッチ>『キング・オブ・ポップ』こと故マイケル・ジャクソンの死因をめぐる捜査に進展アリ。マイケル専属医師の診療所や自宅が家宅捜索を受けたという。
マイケルは強力な麻酔薬「プロポフォール」を睡眠薬代わりに常用し、死の前夜にも使っていたという。VTRの専門家によれば、これは病院でも手術室にしか置いてないもので、睡眠薬として使うことは考えられないそうな。スタジオのおおたわ史絵(内科医)も「静脈注射の点滴で入れて、10秒から20秒で急激に意識がなくなる」などと、その危険性を強調した。「これが死因につながった可能性もありますか」と司会の加藤浩次にきかれると、「おおいにあると思います」と顔をしかめる。
一方は、東大教授のロバート・キャンベルは「エルビス・プレスリーやマリリン・モンローも、かかりつけの医師から処方された薬を飲んで亡くなっている。スター特有のひとつの病理ではないか」とコメント。
豪邸や豪華な車に飽きたらず、ドーナツ(ピーナツサンド)やクスリに医者まで、スターには買えるものが多すぎるのかもしれない。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト