「米ツアー初優勝」宮里藍 最後のパット「震えた」か

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   <テレビウォッチ>「すごくうれしいです。やりましたぁ」。宮里藍がとうとう勝った。7月26日行われた米ツアー、エビアン・マスターズ(フランス)で、プレーオフを制した。優勝のガッツポーズのあと、やっぱり涙ぐんだ。長い4年だったものねぇ。

   最終日、4位でスタートした宮里は、ショット、パットともに絶好調。5バーディー2ボギーの14アンダーでホールアウトした時点で単独トップ。これにスウェーデンのS・グスタフソンが最終ホールで追いつき、プレーオフに。

   しかしサドンデスの1ホール目、バンカーから1メートルにつけたバーディーパットをねじ込んで振り切った。「自分のプレーに集中できた。4年かかりましたけど、遠回りではなかった」

   高校生でツアーに勝ってプロになり、国内で13勝をあげて女子プロブームの口火を切った「あいちゃん」ももう24歳。2006年から参戦した米ツアーでは、当初こそ上位にいたものの、その後長いスランプに陥っていた。

   試合の都度「自分を見失わないように」と語る姿が痛々しかった。どうやらこれで吹っ切れたか。「うまく自分をコントロールできていたので、大きな成長だったと思います」と。それでも最後のパットは「手が震えました」そうだ。

   みのもんたがまた、「優勝賞金は?」

   「48万ドルだから、4千数百万円」と末吉竹二郎。

   「そりゃあ、手も震えるでしょうね」

   日本人選手の米ツアー優勝を、「朝ズバッ」は「6人目、最年少」といっていたが、日本開催ツアーで上田桃子が勝っているからこれは数え間違い。正しくは7人目になる。

   優勝が決まって、参加した日本選手たちから祝福の水をかけられるシーンがあったが、もちろんエビアンの水? コースのところどころにわき水が飲めるようになっていて、これ実は瓶詰めのエビアンと同じ水なんだけど、あいちゃん飲んだかなぁ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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