白いオタマジャクシの謎 「日本の真ん中で何かが」

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   <テレビウォッチ>オタマジャクシはカエルの子、ではこの白いオタマジャクシは??

   笠井アナが『得もり』で、最近、岐阜や三重など中部地方の田んぼで大量発生している白いオタマジャクシの謎に迫った。

   小学校の理科教室の水槽にその白いオタマジャクシはいた。5年生の女子児童がおじいちゃんと田んぼで見つけたのだという。理科の先生は「どんなカエルになるか見てみたい」。

   そこで、その田んぼに行ってみると、撮影スタッフの1人がさっそく「アッ、いた!ここにも」と、計6匹の白いオタマジャクシを捕獲した。

   専門家によると、この白いオタマジャクシは数万匹に1匹の割で生まれる珍しいものだという。

   黒い色素がないカエル同士が交配すると白いオタマジャクシが、赤い色素がないカエル同士の交配では青いオタマジャクシが生まれるという。

   この白いオタマジャクシは黄色っぽいかえるに成長するが、色が目立つために天敵に襲われやすく、生まれる数も少ないのだとか。

   では、なぜ中部地方の田んぼに突如として大量発生??

   専門家の説は「減反政策の影響」。田んぼが減り、白い遺伝子を持ったカエル同士の交配が増えたからという。

   が、キャスターの小倉が反論した。「減反は中部地方だけ?」。

   大量発生は中部地方に限られており、それに減反政策は今年始まったわけではない。

   言葉に窮した笠井は「分かりません~。日本の真ん中で何かが起きているのかも……」と。

   白いヘビ、白いトリ、白いウシなど吉兆を示す縁起物だが、これほど多いと、ひょっとしたら遺伝子組み替え実験の成果??などと疑ってしまう。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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