中野美奈子が災害レポート 山口豪雨の現場で…

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   <テレビウォッチ>昨日(7月21日)、山口県内を襲った集中豪雨。土石流や土砂崩れで6人が死亡し11人が行方不明となった。

   その最も被害の大きかった同県防府市の特別養護老人ホーム『ライフケア高砂』(地上2階、地下1階建て)の現場に中野美奈子アナが入り、まず現地の様子を……

「ここでは3人が死亡し4人が行方不明となっています。今でも周辺は泥水で溢れかえっていて、水かさもあって足元に集中しないと危ないです」

   それによると、昨日は雨で普段より早めの昼食を取るために、45人程が1階食堂に集まっていたという。

   このうち3人が昼食を済ませ自室に引き上げた後、正午ごろに土石流が発生。食堂にいた人たちは避難できたが、あっという間に土石流が押し寄せ、自室に引き上げたお年寄りたちは救助が間に合わなかった。

   『ライフケア高砂』の理事長は「一気に鉄砲水が下りてきた。食堂にいた人たちは避難するのに精いっぱい。皆、車椅子に座った状態であっという間に首まで埋まった」という。

   番組では、ヘリでも現場の様子を取材したが、建物の裏山の奥、山あいに土石が流れた跡が生々しい。まるで以前から沢が流れていて、その沢筋に沿って土石が流れたようにも見える。

   ちょうどその流れの出口、狙い定めたように『ライフケア高砂』があり、土石流が直撃した。

   中野は「空気もおいしいし、静かで緑のきれいなところです」。が、そんな山あいの豊かな自然もひとたび猛り狂うと手がつけられない。なぜもっと早く避難勧告が出されなかったのか??

   中野アナによると、ここは土石災害警戒区域に指定され、危険の兆候があれば市から連絡があるはずだった。しかし、他の災害発生に追われ連絡が行われず、被害が広がったという。

   それにしても、オッかな、ビックリの中野。女子アナといえどもスタジオにただ座っている楽な仕事ではなくなった。災害現場の取材に飛んでいく時代か……

文   モンブラン
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