<テレビウォッチ>いよいよ解散の当日だ。本会議で議長が「衆議院を解散する」と宣言すると必ず起こるバンザイ。選挙の結果、再び議場に戻ってこられない議員もいるはず。さて今回もやるのか。
今日(7月21日)は一般紙が休みなので、スポーツ紙ばかり。見出しも過激で、サンスポなぞは「自爆解散」とあった。自民がこれで終わる、というわけだ。
杉尾秀哉が、「今回自民のバンザイは、お手上げのバンザイか」
道あゆみは、「政権交代しても、自民の議員も自爆してもらっては困る」
みのもんたがしたり顔で、「自民政権が63年間。日本人は我慢強いね」
そこで竹内香苗が突然、フリップを持ち出した。「バンザイの由来」として、「天皇の国事行為だから」「選挙への景気付け」「タダのやけっぱち」(笑い)と3つ並べたのだが、これがよくわからない。衆院の広報課も、「帝国議会からやっている」というだけだ。
評論家の三宅久之からのコメントがあって、「民主党は勝利の前祝いでバンザイ、自民党はバンザイ突撃」(笑い)とあった。普通バンザイは自民がやるものだが、今回は民主がやるのか。
みのが、「三宅さんは、バンザイ突撃なんて言葉を知ってらっしゃる(笑い)。イメージ悪いよね」といったが、これは失礼だろう。今年79歳の三宅は、終戦のとき中学生だった。彼の辛口の原点はそこにある。
さて、これでようやく日本も2大政党時代にはいるのか。
宮内正英が、「気になるのは、鳩山さんへの期待が低いこと。28%しかない」
杉尾は、「この選挙は鳩山さんへの期待というより、変化への期待でしょう。ずーっと自民がやってきて、チェック・アンド・バランスが働かなかったから」
「2大政党を育てる必要がありますよ」と道がいう。
みのが「どうしてこうなったか、自民の議員一人ひとりに反省してもらわないといけない」
負ければ、否応なく反省するだろう。野党はこれまで、負けても反省しなかったから、ずっと負け続けたんだよね。