「キリンとサントリー経営統合へ」報道 小倉とピーコの心配

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   <テレビウォッチ>小倉キャスターのオープニングトーク今朝(7月13日)は、日経新聞が報じたキリンとサントリーの経営統合のスクープ記事を取り上げた。

   小倉キャスターの心配は「このあとアサヒ、サッポロはどうするんだろう」だった。

   記事によると、両者の持ち株会社の統合を軸に、年内の合意を目指し交渉を進めているというもの。

   経営統合が実現すれば、3兆8200億円(2008年12月期連結売上高合計)という世界でも5指に入るビッグ企業が誕生する。

   ちなみに世界の食品売上高ランキングは、1位ネスレ(スイス)、2位ユニリーバ(英・蘭)、3位ペプシコ(米国)、4位クラフト・フーズ(米国)。

   昨日の敵は今日の友というこの激変に面食らったのか、小倉は「ビールだけ見ると、(キリン、アサヒ、サントリー、サッポロの)4社体制でずっと闘ってきた。アサヒ、サッポロは戦々恐々と言った状況だろうね。どうするんだろう」と。

   これに笠井アナが「むしろ、サントリーは、モルツの効果で何10年ぶりかでランクが4位から3位に上がり、上り調子というイメージがある。他の会社のほうが戦略的に動くかなと想像していたのですがね……」。

   さらにタレントのピーコは「4社で味がこんなに違うといってきたのが、サントリーとキリンが一緒になっちゃうと味はどうなるの~」には?? まさかブレンドビールをつくることまで考えていないだろうが……

   ただし、まだ交渉中。笠井アナが「途中で頓挫するケースもある。どこまでズバッといくか注目すべきだと思う」。

   キリンの加藤、サントリーの佐治両社長が昨年会って水面下で統合交渉を進めてきたという。この時期に話が出てきたのも、経営統合の大きな障害が取り除かれ、目処がついたからだろう。

   少子高齢化で今後、国内の売上増はさして望めない。経営基盤をしっかりさせ、海外市場に出て行こうという狙い。これからは否が応でもグローバル経営というわけだ。

文   モンブラン
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