軍隊は民の邪魔か命綱か アフガン支援新しい形

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緒方理事長は「大きな一歩」

   キャスターの国谷が「援助関係者の間から、軍と一緒になった活動することは百害あって一利なしという厳しい言葉が出ている状況ですが……」と。

   これに緒方理事長は次のように答えた。

「それは事実です。03年の時から文民が軍と一緒に出ることについてはNGO から厳しい評価があった。
   せっかく橋をつくり、学校をつくっても軍と一緒では地元の人たちはすっきりした気持ちで受け入れない。事実、一般の人たちは軍に対し厳しい態度で臨んでいる。
   ただ、日本が軍民一体の支援に乗り出したことは、新しい大きな1歩と思う。どういう成果を出していただけるか、大変関心を持って見ています」

   成果が出せるか。あるいはリスクが大きい割には地元にさほど喜ばれないのか。

   番組ではせっかく現地取材を行ったのだから、先発する他国の『軍民一体』による支援の状況も取材してほしかった。

   8月20日にはアフガニスタンで大統領選挙が行われる。

   緒方理事長は「きちっとした形で大統領選挙が行われた後になるべく早く(文民による支援に)戻し、人づくり、国造りの支援を行いたい」という。

                   

モンブラン

NHKクローズアップ現代(2009年7月8日放送)
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