どげんかしてよ東国原騒動 「争点そらし」は大成功?

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   <テレビウォッチ>麻生首相がイタリアへいってしまったというのに、東京は依然として生臭い。東国原・宮崎県知事がきのう(7月7日)自民党の古賀選対委員長と会談したのだ。

   例の「条件」のことだろうが、案の定「前向き」とだけで結論は出ない。

   知事が出した条件は、◆全国知事会の要望をマニフェストに入れること◆わたしを「次期総裁候補として選挙をオタタカイになるオカクゴが」――というものだった。

   古賀委員長は、「党のルールでどなたも総裁候補に名乗りをあげることはできる。知事には、それをオープンにという考えがあるが、自分がどうとはいってない。みなさんが書いてるだけ」と、おやおや話を押し戻した感じ。

   いやいや古賀さん、ご本人は「オタタカイになるオカクゴが」といってますよ。きのうも「真剣です」と。もっとも、あなたと同様だれも信じちゃあいませんがね。

   川戸恵子は、「もう2週間ですよ。この騒動どげんかしてほしい」

   みのもんたが共同通信の調査結果を出す。東国原知事の衆院選立候補をどうみるか。

   「した方がよい」14.5%、「しない方がよい」81.6%。全国調査だ。

   与良正男は、「宮崎でも同じような結果になるんじゃないか。メディアが取り上げ続けているので、古賀さんも効果があったとみてるかもしれない。争点そらしにもなってるし、民主党に関心がいかない効果もあるかもしれない」

   「しかし、世の中もっとシビアですよ。テレビ・新聞がやればやるほど、底がみえてしまうということもある。知事も含めてそれをどこまで分かっているか」

   さらに、「知事会の税源委譲要求だって、できないと思う。知事のいう5:5は自民のマニフェストに入らないと聞いている。それでも東国原さん、出るんですかと聞きたい」

   橋下・大阪府知事は、「東国原知事の行動によって、何十年政府から見向きもされなかった全国知事会の要望が少しづつ入るようになってきた。知事会はひれ伏してお礼を述べなきゃいけない」といっていた。

   これはその通りだろう。たしかにやることはやった。問題はその先だ。

   東国原知事は、どうしても自民党でないといけないらしい。野党になるかもしれないというのに。これがわからん。

文   ヤンヤン
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