<テレビウォッチ>混迷政局を伝える中で、赤江珠緒がニュース原稿を読みあげる――今日(7月7日)夕方、自民党本部で、東国原知事が古賀選対委員長と会い、衆院選出馬の2条件について回答を受ける予定。
このうち、全国知事会の地方分権に関する提言は7割方、自民党のマニフェストに盛り込む方向だが、総裁候補にする件は折り合いがつかない模様。今日は結論が出ない見通しだが、知事は、自民党から納得の行く回答が得られれば出馬を決断する考え――
ここからスタジオでは東国原知事に対するたな卸しが始まる。
伊藤惇夫(政治アナリスト)「東国原さんは国政に出たい思いがハッキリしているからハードルを下げて行くのでは」
鳥越俊太郎「いろいろな世論調査を見ると、東国原さんが国政へ転進することに反対意見が多い。静岡知事選で民主党が勝って、彼の出番がなくなってカゲが薄くなってきた。静岡知事選までは、いざとなれば東国原が行けば、という期待感があったけど反発が強くなってきた」
若一光司が、三反園(訓=テレ朝コメンテーター)に聞きたいと「東国原さんは『自分がつけば自民党が勝ちます』と言っていました。あれをどう思いますか」と尋ねる。
三反園「よく言うなという感じ。自民党の反発を買って反東国原の動きが広がっている。東京比例1位での出馬には平沢(勝栄)さんたち東京選出の議員が反対しているし、九州も反対している」
伊藤「東国原さんは失言が結構、多い。先日も『知事でいる方がよほど楽』と言っていたが、全国の首長さんに失礼だし、知事の仕事がそんなに楽なハズがない。あまり話題になっていないのは人徳かもしれないけど、もう少しチェックした方がいい」
鳥越が「東の風がやんできた」と、シャレてみせた。
コメント陣は東国原知事が相当お嫌いのようだ。