<テレビウォッチ>「今、若い人の間で食べたことがあるという、ちょっと信じられない、『めざましテレビ』でもやっていない話です」と、笠井アナが、大学生に広がっていると朝日新聞が紹介した『便所飯』を取り上げた。「広がっている」かどうかは、インターネット上では異論も見受けられるが……
7月6日の朝日新聞夕刊で報じられた記事の追っかけ(?)だが、今の学生(一部だろうが)の悩みを知ってただ唖然……
『便所飯』が増えている根拠といえるかどうか、最近、複数の大学で奇妙な張り紙が見つかっている。
男子トイレの個室の壁に『トイレ個室内で以下の行為を禁止する』と書かれた下にウサギと洋式トイレのイラスト。さらにその下に「喫煙」「落書き」「食事」の文字があり大きくバッテンが。
その下にご丁寧に<監視カメラ作動中>とあり、悪戯と分かる。ただ、学生は学校側が、学校側は学生が貼ったと思っていたようだ。
張り紙はご愛きょうだが『便所飯』は如何なものか? 大学関係者の話によると、「なかなか学内で友達ができなくて、お昼時に一緒に食べる友達がいないということで、トイレで食べる学生がいるという話を聞いたことがあります」と。
つまり、1人で食べる姿を見られたくないのでトイレで食べるのだという。
その学生の心理状況を臨床心理士は「誰にも邪魔されず、攻撃も加えられない、監視もされない。トイレは自分を守ってくれる部屋という点でスペース的に程良い場所」なのだという。それも臭いがなければの話だが……
キャスターの小倉は「その『便所飯』、トイレランチとかにしない」とクレームを。
すかさず笠井が「そう言って言葉をきれいにすると若者たちがどんどんやってしまうんですよ」と反論。
ニューズウィーク日本語版編集長の竹田圭吾が「友達がいないと思われるのが嫌だというのは小・中学生なら分かる。大学生は逆に1人でいる方が普通と思うんですがネ……」と。