「東国原に総理やらせてたまるか!」 「首相公選制」打ち出し挑戦状

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   <テレビウォッチ>やはり太田光総理(爆笑問題)は、いま話題の東国原英夫・宮崎県知事の言動に敵愾心を燃やしていた。

もちろんです

   今回のマニフェストで首相公選制を打ち出したソーリは「この法案は太田総理が本当の総理になりたいがゆえに提案したのか」と民主党の藤末健三議員に問われると、「もちろんです」と即答。「東にやらせてたまるか! 東! お前にやらせてたまるか!」と正面切って挑戦状をつきつけた。

   それでは実際に国民の支持率はどうなっているのか。番組は「総理大臣になって欲しい人」を街頭100人インタビュー。公正を期するため、番組名は伏せて行われたという。ソーリの「(番組名を)伏せちゃダメだよ!」との悲鳴もむなしい。

   さて、調査の結果――1位は他を大きく引き離して東国原の19人。2位の橋下徹大阪府知事が7人で追い、肝心の太田総理は8位(4人)。リアル政治家の名前が多く、芸能人のなかでは5位のビートたけし、島田紳助(各5人)に次ぎ、10位のタモリ、リアル総理の麻生太郎(3人)より上。見方によっては善戦したとも言えるが、ライバルの東国原には惨敗だった。ソーリはしばし真顔でこのリストに見入っていた。

   この結果を受けて、番組は東国原にも取材した。「憲法を改正して、国民が直接首相を選ぶ。これはおもしろいと思う」と今回のマニフェストに賛同する東国原は、調査で1位になったと知ると、「(自分は)こんなですけどね……」と戯けて、広い額をかいてみせる余裕綽々。自分以外の総理候補を問われると、「現実的には橋下さん、想像的には太田さんとか……」と思いっきり番組を意識した社交辞令である。ソーリのあとに「たけしさんとか、紳助さんとか……」と、他の大物芸能人を挙げるのも忘れない。ソーリにとっては屈辱のエールだったことだろう。

   政治家軍団を中心とする反対派からは、ソーリへのダメ出しが相次いだ。「私は太田光が総理大臣になるのを断固阻止する。太田総理が本物の総理になったら日本は潰れますよ。こんなやる気のないのが総理になったらどうするんですか」(政治コメンテーター・金美齢)の酷評には、ソーリもただ笑うしかなかった。結局はマニフェストも大差で否決される体たらくで、ソーリの指導力低下が懸念される。

ボンド柳生

太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中(日本テレビ系)
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