<テレビウォッチ> 本格的な梅雨を迎えた日本列島だが、東京永田町の一角だけは梅雨の中休み?
笠井アナが「永田町のニュースを外すわけにはいきません」と、麻生降ろしの集中豪雨が続いた自民党できのう(7月2日)、 突如起きた異変を……
どういう風の吹きまわしか、きのう自民党派閥の領袖たちが、口々に麻生降ろし休戦を思わせる発言を。
「人事はああいう形で一件落着した。結束をしながら麻生政権を支えよう」(町村派の町村信孝会長)、「首相は何らブレていないと思いますよ」(伊吹派の伊吹文明会長)。
さらに麻生降ろしの急先鋒だった自民党中堅・若手議員の9グループが、党にマニフェストがまとまる前に衆議院解散をしないよう、党幹部に要望書を提出した。
また、自民党総裁選前倒しの署名運動を展開している山本拓衆院議員もきのう、都議選が終わるまで署名活動は自粛すると表明した。
いったい自民党に何が……。笠井は「5日には静岡知事選、12日には都議選があり、バラバラで麻生降ろしをやっていたのでは本当に負けてしまう。かりそめでもいいから、一致していこうということなんでしょうかね」と。
しかし、時すでに遅い。小倉が次のようなコメントを……
「良識ある人がマニフェストを重視するのもわかるが、今のムードは政治を変えたい、流れを変えたいという人が多い気がする。
都議選の結果を見て、やっぱり(解散は)先にしたほうがとなったりすると、総選挙の時は麻生さんでもない、鳩山さんでもない総裁、代表が座っているかもよ……」。