燃え上がれ官僚たち 「みのも出演ドラマ」ガッツリ番宣

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   <テレビウォッチ>野党3党の激論が終わって、みのもんたがフロアを横切ると、また別世界。あさって7月5日から始まるドラマ「官僚たちの夏」の出演者、佐藤浩市、堺雅人、高橋克実が待っていた。実は、みのもこれに出ている。

人気がないんですよ

   原作はご存知、城山三郎の小説だ。昭和30年(1955年)代の高度成長期の通産省(当時)が舞台。「ミスター通産省」といわれるエリート官僚、佐藤浩市演ずる自動車課課長「風越信吾」を中心に、熱いドラマが展開するという。

   その佐藤が、ボードをめくる。「自分で見返しても熱いんです!」(笑い)

   日本がまだ、戦後復興のただ中にあって誰もが熱かった時代だ。劇中佐藤が「オレが日本をアメリカより豊かな国にしてみせるぞ」といったり、「オレたちは大臣に雇われてんじゃない。国民に雇われてんだ」と叫んだり。そういう気概はたしかにあった。

   車の開発や繊維工場のシーン、初期のテレビ、電気炊飯器の登場、昔のままの街の風情は、「三丁目の夕陽」の世界でもある。

   出演はほかに、北大路欣也、船越英一郎、高橋克典らがいるが、なんとみのもんたも「東京テレビの社長役」で出ている。

   佐藤は「目的が日本を豊かにすることとはっきりしていて、シンプルでわかりやすかった」という。堺雅人も、「東京オリンピックのころで、官僚というと悪役のイメージが強いが、国民を思う気持ちというのがわかった」と。

   みのが、「いまでも官僚は人気がないんですよ」

   で、高橋は、「喧嘩してるわけじゃないんですが、台詞のやりとりが熱いんです」と、NG連発のシーンのビデオを延々と見せた。これが「第2話の44シーン」なんだと(大笑い)。

   みのは「セットに驚いた。時代をここまで作ったかと」

   みのの社長姿も出た。ちょびひげに蝶ネクタイ、べっ甲の眼鏡をかけていて、スタジオは爆笑。佐藤は、「付け髭はしゃべりにくいんですが、丁寧に台詞をこなしてました」

   みのが、「官僚と国会議員の皆さんに見て頂きたい」「日曜日の午後9時スタートです」と。国会議員はそれどころじゃあるまいが……。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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