<テレビウォッチ>噂された東国原宮崎県知事の初入閣は「見送り」に。はたして衆院選出馬はどうなるのか? と番組は取り上げた。意外な感じがしたのは、以前は東国原の「自民党の総裁(候補)に」発言を高評価していたテリー伊藤が、今日(7月2日)は大いに批判的だったこと。
「政治生命、かかってますよね」と切り出したテリーは、皮肉な調子で東国原を突き放す。「内心は中央に行きたくて行きたくて仕方がない。もう宮崎に心はない。でも、自民党は条件を呑まない。どうすんですか、東さん」「カッコつけて条件出したけど、行く場所ないですよね。そのときにまた宮崎にオメオメと帰っていくんですかね」
発言が政治家並によく変遷するテリーだが、政治家には「熱い思い」と死ぬ気の頑張りをつねに求めている。ダメならまあ宮崎県知事で――という二段構えはどうにも気に入らないようである。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト