東国原「総裁」条件下ろすか 密談と「組織的」な動き

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   <テレビウォッチ>昨日(6月30日)東国原宮崎県知事の第一秘書が森、安倍の両元首相と45分間、密談したと伝えられる。

   鳥越俊太郎は、古賀選対委員長の衆院選出馬要請に対して、総裁選の候補とすること、全国知事会の要望を自民党のマニフェストに盛り込むことの2条件を主張した東国原知事側が、自民党側の返答を求めたのでは、と推測する。両元首相に会ったのは、2人が「麻生さんに一番、影響力があるから」(鳥越)という。

   毎日新聞によれば、麻生首相は内閣改造を断行する考えで、その場合、東国原知事の地方分権改革担当相での入閣を検討しているという。森永卓郎は、古賀委員長ばかりでなく、菅選対副委員長、森元首相も東国原知事に会っているとし、「自民は組織的に動いている。入閣の可能性は高い」と話す。

   現在、地方分権改革担当は佐藤総務相・国家公安委員長が兼ねているのだそうで、兼務解消にもつながり、手を着けやすいとはいえそうだ。

   小木逸平が「条件を下げるんでしょうかね」と言うように、人気者知事と自民党は、どのあたりで手を打とうとしているのか、見ものではある。

   ただ、仮に国政に進出したとしても、問題はそのあとだろう。政権交代があれば大臣のイスどころではないし、使い捨てにされないとも限らない。でもまあ、芸人として生きる道は残されているか。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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