<テレビウォッチ>17歳の石川遼が、きのう(6月28日)のミズノオープンよみうりクラシックで今季初優勝し、7月16日からの全英オープン出場を決めた。日本選手では最年少になる。
14アンダー単独トップでのスタートだったが、途中12番のミドルホールでOB2つの9をたたき、並ばれてしまった。ところが16番のロング、617 ヤードを2打でエッジまで運び、30ヤードのチップイン・イーグルで突き放す。最後18番もバーディーで締めくくって堂々の勝利だった。
会見では、「最後は自分自身との闘いでした。この4日間で成長できた」と答えたが、「ここまでいろんな人に支えてきてもらって」というのを忘れなかった。
今季はこれまでパッとしなかった。6戦出場で、最高が29位、予選落ち2度。
「朝ズバッ」には4月29日にも、青木功(66)との対談で出ていた。予選落ちのあとで、青木から「今何でもやれる時期なんだからやって」と励まされ、みのの問いかけに「予選落ちは悔しいですが、それがなければ、今のボクはない」などと答えている。
みのもんたはもう、べたぼめだ。「必ず、支えられてという。それにホントさわやかですね」
横江公美が、「すてきですね。こういう息子がいたらいいだろうな」
めずらしく竹内香苗が、「どうしたら、こんなに精神力が強くなるのかなと毎回思いますね。こんなに若いのに」
「17歳ですよ」とみの。
蓮見孝之までが、「わたしは何も考えずに生活してましたね(笑い)。OB2発ですよ。そこから立て直すなんて」
みのは「ぼくだったら、このホールギブアップです」(笑い)
石川のコメントは、「頭が真っ白になりましたけど、リセットして、そこからあきらめずにやりました」。みのが「リセットして」と読み上げて、「わたしも人生リセットできたらなぁ(笑い)、絶対プロゴルファーの道を……」(爆笑)
コメントの続きがあって「全英のキップがつかめたのはラッキー以外のなにものでもないと思います」。
みのは「とんでもない。彼の練習量たるや、すごいらしいですよ。試合後も練習、朝も練習……しかも部屋の中では、パットをカベの直前で止める練習してるんだと」と蘊蓄を傾ける。と、高畑百合子が「そういってましたよね」とネタをばらしちゃった。(爆笑)「ああ、そうですか」とみのがすねる。
めげないみのは、「正月特番かなんかで、遼君とプレーして、彼がなにを語るか、みの企画で出してみようかと」(笑い)
末吉竹二郎が、「早くアメリカへいって、世界の檜舞台でやってほしい」
みのは、「タイガー・ウッズが『ヘイ、遼』と声をかけたというんでしょ。わたしもそばにいたけど、素通りされました」(笑い)
まあ、なんにしても、爽やか大歓迎だ。あっちの方もそうなってほしいね。