<テレビウォッチ>民主党の岡田克也幹事長がナマ出演。「朝ズバッ!」は、街行く人100人に「民主党に何を望むか」をアンケート。注目は「脱官僚政治」「年金改革」「消費税4年間上げない」の3つと出た。
そこで、これらについて聞くのかと思ったら、みのもんたは「クリーンなイメージの岡田さん。西松建設問題で代表を辞めた小沢さんが要職についているのはどういうわけか」
岡田幹事長は「いま秘書の裁判が始まろうというところ。有罪なら別だが、いま本人がどこまで責任を負うべきか」
「本当に岡田さん、そうお思いですか?」
岡田幹事長「基本的にそう思います」
「だったら、代表をやめなくてもよかったのでは?」としつこい。
岡田幹事長「党の結束という問題が出て来て、このままでは守れないと、辞任になった」
みのはなおも「その辺が違うんじゃないかと思うんですが」
岸井成格が、「岡田さんはいいにくい立場ですよ」と助け舟。だが「小沢さんが全部の役職から退くべきだという若手が岡田さんに期待している面はある。(現状は)民主党にはマイナス」
みのは「国民の目線からすると、辞めていただきましょうは分かりやすかったが、代表代行で残るというのでわからなくなった。一気呵成に政権交代にいくチャンスだったんじゃないか」
岡田幹事長「小沢さんは政界でも唯一といっていい経験、知識、ノウハウもあるし、これを選挙で生かしたい。鳩山代表のグリップの下での代表代行ですから、わかりやすいと思う」
岸井は「秘書の裁判で小沢事務所の『天の声』が出た。業界で聞いてもあったという」
みのはなおも、「岡田さんはそういうことが1番嫌いなタイプだと思っていたが、それを容認しているわけを聞きたい」と、まあしつこいこと。さらに、「政権交代にマイナスではないのか」
岡田幹事長「マイナスとプラスがありますね」
「プラスがある?」(みの)
岡田幹事長「選挙を代表代行でやるからプラス。もし、代表代行でなくてやったら弊害が大きいし、選挙にノータッチとなったら、これまで小沢さんでやってきたことを全部かえないといけない。それは簡単ではない」
みのは「小沢さんは、党を作っちゃ壊しを繰り返した人ですよ。忸怩たる思いはありませんか」なんて言い出した。
岡田幹事長「それはありません。代表と幹事長がしっかりしていれば大丈夫」
みのは、「政治と金の問題にみな辟易している。選挙では公約で選びたい。そこで小沢さんの問題はひっかかる」とまだいい続ける。
川戸恵子もあきれたのか、「まあ、ひっかかる点はありますが、有権者はどこで投票するか。ポイントはいろいろ」
岡田幹事長は「院政になるのかとか、いろいろ言われたが、そういう声は聞こえなくなった。鳩山代表でまとまっている」と話を締めた。
そこでようやく、脱官僚とかの話に入ったのだが、まあ、みのの思い込みの強さとしつこさにうんざり。答えられないことをいくら聞いても、答えは出ない。
聞いてるだけで疲れた。