<テレビウォッチ>「わたしも刺されたことがあるけど、痒いです!」。テリー伊藤が南京虫(トコジラミ)の思い出を語るが、それは遠い昔、子供のころの回想だ。
その後、1970年頃には激減した南京虫が、今世紀に入ってアメリカで流行。国内でも行政への相談件数が急増するなど、にわかに復活の兆しを見せている。一説にはパンデミックの恐れもあるそうだ。
番組コメンテイターで、日本の東京大学で教鞭をとるアメリカ人のロバート・キャンベル教授はたびたび母国に帰るが、その際は予防策を実施している。南京虫(ベッドバグ)情報の登録サイトを見て、泊まるホテルを決めるのだ。
「古くて汚いところにいると思われがちだけど、全然そうじゃないんです」「たとえばニューヨークでは、超一流ホテルが勢ぞろい」
南京虫を避けるために、わざわざ一流ホテルに泊まらなくても済みそうだ。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト