JR東日本が「乗り放題」 お得か「時間に余裕ないと」か

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   <テレビウォッチ>5000円で2日間乗り放題。高速道路の通行料金割引に対抗してJR東日本が、7月20日から新しいチケット『ツーデーパス』を発売する。

毎日行ったり来たり

   どれだけお得か? 番組で男女スタッフがそれぞれ体験旅行を試みた。このうち男性スタッフが選んだ「会津の旅」をのぞくと……

   東北本線・上野駅から会津若松まで5時間。帰りに利用した水郡線では駅で5時間待ちも。キャスターの小倉が「時間がある人はいいかもしれないが……」。

   この『ツーデーパス』が発売されるのは、7月20日から8月末までの毎日と9月の大型連休期間。

   JR東日本管内を走る「普通」「急行」なら2日連続乗り降り自由で5000円。追加料金を払えば「特急」、上越、長野、東北など各「新幹線」も乗れる。

   では、実際どこまで乗れるか。東北本線なら会津若松駅、常磐線ならいわき駅、中央線は下諏訪駅という。

   で、体験旅行。5時半上野駅について駅弁を購入し上野発6時50分の東北本線に。5時間かけて会津若松江に到着したのは11時50分。

   さらに会津鉄道に乗り換え、途中、天然記念物「塔のへつり」などを観光し、日本で唯一という茅葺きの駅舎、湯野上温泉駅に着いたのが18時。

   翌日、帰路は水郡線を利用したが、駅で待たされること5時間というローカル線特有の不便も体験。ただ通常の交通費より8080円安くすんだという。

   変わり映えしない車窓を楽しむ(?)旅だったようだが、スタジオでは唯一、「一人旅なら行きたい」といったのはタレントの高木美保だけ。

   これに小倉が「毎日、(自宅の)那須を行ったり来たりしているじゃない」。

   便利さやスピードに慣れた都会人が、たまにはゆっくり普通列車の旅を楽しむのもストレス解消にいいのかも。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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